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2025年3月9日公開
医師としてのキャリアを築く中で、将来の資産形成をどのように進めるべきか悩む方も多いのではないでしょうか? 特に、長時間労働や専門職ならではのライフスタイルが影響し、資産運用の計画を後回しにしてしまうことも。しかし、早期に適切な戦略を立てることで、安心して理想のセカンドライフを迎えることができます。
本記事では、長期運用を成功させるために押さえておくべき4つのルールについて詳しく解説します。
現在の厚生年金受給額は夫婦で約22万円というデータが出ています。とてもこの金額では普通の暮らしもままならない厳しい現実が待ち受けることになってしまいます。
健康なうちはアルバイトもできるので、65歳以降の生活費は問題無いという考えもあるかもしれません。しかし、歳を取ればとるほど体力は無くなりますし、病気のリスクも高くなります。残念ながら人間誰しも今と同じように健康であるという保証はないので、いつまでも元気で働いていけるとも限らないのです。
また将来は、医師が活躍できる場が減少する可能性も考えられます。現在は医師不足ですが、このまま人口が減少してくると当然患者数も減り、開業されたとしても今のような収入を得る事は難しくなることが予想されていたす。更に今日ではAIがどんどん進化してきており、近い将来には医師の仕事が奪われるリスクもあると言われています。
このような様々なリスクを考慮した場合、資産は大きくあればあるほど、心にゆとりが持てるセカンドライフを過ごせることになるのではないでしょうか。
将来に向けて、どのくらいの資産を準備しなくてはいけないのかをしっかり考える必要があります。
まず、目標額の設定は毎月掛かる生活費と、やりたいことの為の資金、臨時でかかるかもしれない費用(自宅の修繕費や車の買い換え、医療や介護費)などを設定します。
医師のライフスタイルやキャリアパスによって、老後に必要な資産額は異なります。まずは、自分がどのようなセカンドライフを送りたいのかを具体的にイメージしましょう。
ライフプランの例
そのうえで、準備しなくてはいけない生活費は、目標の生活費から公的年金を引いた額で計算します。
そして、それをいつまでに準備すれば良いのか、何歳まで必要なのかも考えなくてはなりません。一般的には歳を重ねれば重ねるほど行動範囲は狭くなるので、支出は減少していくかもしれません。ただ、病気や介護といった支出が増えたり、その先には介護施設に入居することも想定にいれておく必要があります。最近では子供達には迷惑をかけたくないということで、早めにご夫婦二人で施設に入居するかたも増加傾向にあるようです。
最期の時まで充分な生活費を見積もって準備しておくことが必要なのです。
目標額を達成するためには、まず無駄な支出を減らし、余剰資金を確保することが必要です。
生命保険の見直し:高額な貯蓄型保険から、必要最小限の掛け捨て型保険へ。
サブスクリプションの整理:使用頻度の低い定額サービスを見直す。
例えば、住宅ローンの繰り上げ返済をする場合、金利と運用利回りを比較し、どちらが得かを検討することが重要です。医師のように収入が安定している方は、流動性を重視した運用も視野に入れると良いでしょう。
人生で大きな買い物と言えば、住宅や車、生命保険です。住宅ローンは金利が上がれば借り換えが必要になるかもしれません。マイナス金利政策が解除された今後は、金利の上昇が予想されるため、変動金利で返済期間が長期で残っている場合は、見直しを視野に入れると良いでしょう。
ここで注意しなくてはいけないのが、繰り上げ返済です。長期的に見ると、ローン金利よりも投資信託などの運用リターンの方が高くなる可能性があるため、まとまった資金を低金利のローン返済に充ててしまうと、手元資産が減り損をすることになります。
住宅の次に大きな買い物といえば生命保険です。数十年にわたって保険料を払い続けると、かなりの金額を保険会社に支払うことになります。特に、ドル建ての終身保険や変額保険は毎月の保険料が高額になりがちです。死亡保障と貯蓄を兼ねているように見えますが、長期契約では掛け金の多くが死亡保障に回り、貯蓄部分の利回りが低下する可能性があります。また、外貨建て保険は為替の影響で受け取る金額が変動するため、注意が必要です。
積立タイプの保険は、見直して解約返戻金を投資に回した方が、将来の資産形成に有利になる可能性が高いでしょう。生命保険は、本来の目的である「万が一の時に家族の生活を守る保障」のみに絞り、掛け捨てのタイプを選ぶことで支出を抑えるのが賢明です。
長期運用の最大のメリットは、「時間を味方につける」ことです。運用期間が長いほどリスクを分散でき、複利の効果を最大限に活用できます。
ご自身で決めた目標年齢までに資産を作ることを考えると、当然ですが「今が一番長く運用できるスタート地点」という事になります。コツコツ積み立てにおいてもまとまった資金の一括投資においても長期間運用することが、リスクを減らして大きく増やすポイントになるのです。
株式投資信託は運用会社が投資家に代わり、未来に向かって利益を出し続ける事が出来る優良企業や、その企業の業績に対し株価が割安な企業など、長期で成果が取れる可能性が高い企業を探し出して投資をしています。そして、そのような企業は世界中の人や社会に役に立つ商品やサービスを作り続け、私達の生活を豊かにしていきます。
ですから株式投資信託に投資をするということは、世界経済の発展に投資をするということになりますから、長期で見れば右肩上がりに成長する理屈になってくるのです。当然リーマンショックやコロナショックのように一時的には世界経済が落ち込むこともあるかもしれませんが、2,3年もすると経済はまた右肩上がりに発展していくのです。
ーー具体的な運用シミュレーションーー
例えば、毎月10万円を20年間運用し、年利5%で増えると仮定すると、最終的な資産額は4,000万円になります。しかし、これを30年間続けると約8,100万円に増えます。このように、早期にスタートすることが大きな差を生むのです。
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また、医師の場合、開業資金の確保や学費の返済なども考慮しながら、適切なタイミングで投資を始めることが重要です。
「いつか始める」ではなく、「今が最も長く運用できるスタート地点」であることを意識し、コツコツ積み立てや一括投資を活用しましょう。長期間運用することで、リスクを抑えつつ資産を大きく増やすことができます。
日本には約6,000種類の投資信託がありますが、長期投資に適した商品を選ぶには、まず「インデックス型」と「アクティブ型」の違いを理解することが大切です。
インデックス投資信託は、市場全体の動きを反映するように設計されたファンドで、代表的なものに「S&P500」「TOPIX」「全世界株式」などがあります。
一方、アクティブ投資信託は、ファンドマネージャーが銘柄を厳選し、市場平均を上回る成果を目指して運用されるファンドです。全てのアクティブ投資信託が良いわけではありませんが、適切な選択をすれば長期的に高いリターンを得られる可能性があります。
アクティブ投資信託を選ぶポイント
アクティブ投資信託を選ぶ場合は、以下の条件を満たすものを選ぶことが重要です。
例えば、過去10年以上にわたって市場平均を上回る成績を出しているアクティブファンドは、長期的な資産形成の候補となります。 日本には投資信託が約6000種類もあると言われていますが、その全てが長期で保有するのに適したものばかりではありません。目標期間の途中で運用が終わってしまうような投資信託を選んでしまうと、長期運用も道なかばで終了…ということにもなりかねません。 アクティブ投資信託は運用の質によって結果が大きく変わるため、慎重に選ぶことが重要です。実績や運用方針をしっかり確認し、長期でリターンを得られるものを選びましょう。
Watrayコンサルティングでは、医師専門のファイナンシャルプランナーがご対応させていただきます。資産形成/確定拠出年金/保険などに関連する問題に直面している方は、無料の相談サービスを利用することで、解決策を見つけることができます。ぜひ、今すぐお申し込みください!
親切、丁寧な対応を心がけております。上記のようなご相談はもちろん、疑問や悩み事など、なんなりとご相談ください。
株式会社Watrayコンサルティング 代表取締役
資格:AFP/証券外務員1種
1991年 ジブラルタ生命保険株式会社入社
2016年 株式会社Watrayコンサルティング創業
2018年 一般社団法人日本未来設計研究所創業参画
実績:ジブラルタ生命(旧セゾン生命)に入社の翌年、当時最年少で社長賞受賞。入社3年で年収1000万円達成。1993年から10年連続社長杯を受賞するトップ営業マンとなる。入社から25年間、現場、マネージャー職を経験。その後独立してWatrayコンサルティングを創業。
確定拠出年金導入支援(企業型確定拠出年金の申請/運営サポート/投資教育)を中心に多くの企業をサポートさせていただいております!
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